東寺展が凄かった
1ヵ月前の上野が桜満開のときに、東寺展に行きました。
東寺=立体曼荼羅とは漫画読んで知っていたのですが、どうせなら実物を京都に行ってみたいなーーーと思って行く気にならず。
しかし母が行きたがっていたので行きました。
母の社会福祉法人の互助会だとチケット代700円、学割よりも安い。
とまぁ行ってやるか、程度だったのですが。
行ってよかった!!!!!!!
まず第一会場。
印象的だったのが密教の儀式の様子の再現。
後七日御修法というもので、空海によって始められた真言宗で最重要の秘密の儀式とのこと。
儀式に憧れがあり、結婚式も神前式にした私には楽しかった。
お供え物の落雁がスーパーで売ってそうな落雁だなーと思ったけど、恐らく今スーパーで売っている落雁は1000年前からずっと変わらないデザインなのではないか、スーパーで売っている落雁スーパーすごいと思った。
密教のことを、秘密の宗教なのかなーその割にオープンだなーと思っていたのですが
「すなわち密教とは、見つけることのできない秘密を求めるものなのである。」
という解説があって腑に落ちた。
でも見つけることのできない秘密を求めるって壮大。。。
何人仏様いらっしゃるの。
と、第1会場で燃え尽きそうになりつつ第2会場に入ったら、空気が違ってびっくり。
ワンフロアに立体曼荼羅の仏像が整然と並んでいる!!!
立体曼荼羅の中に入れるんです。
21体中15体上京してくださったらしい。
京都で立体曼荼羅見た後の人だったら、更に感動したのでは。
仏像を360度近くでガラス越しではない環境で見れるのは凄い!
チラシで仏像一応見ていたはずなのに、実物は断然美しすぎた!
後ろから爪先までまったく抜かりない!
2018年夏にミケランジェロ展行って憧れていたラオコーンの複製見て「こんなもんかー」と思っていましたが、仏像何倍も凄い!と私は思った!
そのクオリティで15体なので、本当に圧巻。
立体曼荼羅の仏像は、変なクセがない顔立ちなのも、見ていてなんだか気持ちが良かった。
明王系が活き活きして楽しかったです。
像の下で蹂躙されている生物がユーモアあって好き。
仏像展が人気あるのは知っていましたが、こういうことかぁと。
運慶展も行けばよかった。
写真も撮れて楽しかったです~
国宝の帝釈天騎象像。
横。
立体曼荼羅のセンター的存在だとか。
東寺は空海こと弘法大師が託されたお寺ということで「弘法も筆の誤り」の弘法大師の書もありましたが、書、良さが、毎回、解らない。。。解りたい。。。
平成館から見る桜も綺麗でした。
立体曼荼羅のボスの大日如来像は来ていなかったので、実際に東寺に行くしかない!
早く行く為に、息子娘を歴男歴女にするしかない!
漫画日本の歴史を買うしかない!
ちなみに立体曼荼羅を知った漫画はこちら。
面白い!
娘と抱っこ紐での美術館も、東寺展がラストかな。
毎回よく寝るし、起きても愚図らず良い子で助かった。
上野のスタバは子ども椅子があってゆったり離乳食あげられるし、平日は割と毎回すぐ座れて、本当に有難かった~。