ムサビ通信学び尽くすぞ!ブログ

武蔵美通信学び尽くす様を綴ろうとしてたけど、疲れました。卒業して資格も取れたので全教科復習が目標のBlog

日本美術史のレポート

武蔵美通信生になって、初めて出したレポートは日本美術史1でした。
 
帰ってきたので、ちょっとメモ。
 
私、入学前に勢い余ってネットで調べた情報だけでレポート書いていたのですが、見事に使えなかった。。。
ちゃんと本読んでやらねば。
当たり前ですが。
 
あと、参考資料は速攻できるかぎり全て取り寄せておいたほうがいい。
私は金がないので、図書館大活躍。
近所の分館にガンガンお取り寄せして時短時短!
わが町調布市になくても、府中、武蔵野、三鷹を調べればだいたい揃う。
憲法はどうしてもない資料があって、アマゾン中古で買った)
 
調べていて、すんごく楽しかった。
前に大河ドラマ平清盛をみていたから、歴史もある程度わかっていたし。
 
絵巻物すごいなぁ。
信貴山絵巻楽しかった。
参考資料になっていた高畑勲の12世紀のアニメーション興味深かった。
課題じゃなかったけど、鳥獣戯画絵巻も実寸大で模写してみたい。
ああ鳥獣戯画ジムが頭から離れない。
 
源氏物語は、まず「まろ・ん?」を読みました。
この漫画で全体の内容を網羅〜
最初の部分の源氏物語絵巻は紛失しているので、全体を網羅しなくてもいいかもしれないけど、網羅すると楽しい。
というか源氏物語貞操観念がとても低い。。。
そういう時代だったのかな。
 
帰ってきた評価は「A」。
奨学金ほしいから「S」がほしかったけど、とりあえず卒業が目標だし!
2、3年生で優秀になれるよう!
がんばろう。。。
 
添削文みてたら、
なんと、
○『信義山縁起絵巻』→(誤植:信貴山)とのこと。
作品名全部誤植。。。
 
○参考文献は出版年も明記のこと。
とのこと。
 
あと私、二つの絵巻物をみていて、思いっきり授乳シーンが書かれているのがいいなーと思ってその点を書いたら、「素直な鑑賞が示されたレポート」「自分の問題に引きつけて考えるのはいいね」的に言っていただけたのが嬉しかったです。
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

<おまけ>
源氏物語絵巻に描かれている内容をがっつりまとめたけど、2200字の字数を大圧迫だったので泣く泣く削りました。。。
なのでここでメモ。

 

ジャニーズJr.のチーム名にもなっていて、知名度の高い光源氏を中心に話す。
光源氏の父は、身分は低いが美しい女性・桐壺を溺愛する。
その2人の間から生まれたのが光源氏だ。
当時一夫多妻性だったため、桐壺は周りの奥方に嫉妬されいじめられ死んでしまう。
桐壺にそっくりな藤壷という女性があらわれ、光源氏の父は結婚する。
光源氏は藤壷に恋してしまい、子供ができる。
光源氏の父は、その赤子を自分の子供だと思って育てる。
光源氏はかなりの肉食男子で、その様子が文章の『源氏物語』の前半に書かれている。
藤壷のみならず、いろんな女性と関係をもったり、女子を引き取って理想の女性に育て上げ妻にしたりする。
このあたりの『源氏物語絵巻』の絵は紛失しているらしい。
唯一残っているのは、「蓬生・関屋」で過去に光源氏と男女の関係があったが結婚はしていない女性の話の絵画である。個人的には光源氏の父と光源氏と藤壷のシーンもみてみたかったし、中国の楊貴妃に例えられるほどの桐壺や藤壷の絵もみてみたかった。
 
「柏木」:
(一)
柏木という男性が、光源氏の妻・女三宮と男女の契りを結んでしまい妊娠出産。女三宮が罪の意識から出家したいと、女三宮の父と光源氏に涙ながらにお願いする。(二)
柏木と女三宮の関係を光源氏に伝わってしまったショックから、柏木は重い病にかかってしまい、友達の光源氏の息子・夕霧に柏木の正妻・落葉宮のことを託すシーンである。
(三)
柏木と女三宮の子・薫を抱きながら自分が過去に藤壷と犯した過ちや、罪の意識から病死してしまった柏木を不憫と思うシーンである。
 
「横笛」:
瀕死の柏木から、柏木の正妻・落葉宮のことを託された夕霧は、落葉宮に恋してしまう。柏木遺愛の笛を夜な夜な夕霧が吹くと、夕霧の妻・雲居雁の間にできた赤子が泣き出す。雲居雁は「夜で歩いたり笛ふいたりするから物の怪がはいってきて赤子が泣いた」と赤子に授乳をしながら夕霧を責める。いつの時代も赤子が泣くと焦るのだな、と幼子のいる私は多いに共感してしまうシーンだ。
 
「鈴虫」:
(一)
出家した女三宮が物思いにふける
(二)
光源氏、夕霧、光源氏と藤壷の子が笛等吹きながら話す
 
「夕霧」:
落葉宮からの手紙を読む夕霧を、雲居雁が嫉妬の目で睨みつつ手紙に手を伸ばす
 
「御法」:
光源氏は何人も妻がいるが、最愛だったと称される妻が紫。しかし紫の様態が非常に悪く悲しんでいる。
 
「竹河」:
(一)
玉鬘の屋敷が舞台。薫は十四、五歳になり、ひときわ美しく聡明で気高い様子が世間の評判である。そんな薫を見ようと、若い女房たちがこっそりのぞいていたり、噂をしている。いつの時代も女性は変らないなと思う。
(二)
同じ玉鬘の屋敷。今度は夕霧の息子が、玉鬘の娘姉妹をこっそり見ている。
「橋姫:薫は山里の聖めいた生活に憧れている。宇治の山荘でそんな生活をしている八宮には姉妹二人の姫君がいる。姉妹を透垣から垣間みた薫は、姉の大君に心を奪われる。
 
「早蕨」:
八宮と、その娘の姉が他界。妹・中宮を想い、光源氏の孫・匂宮は京都に妹を呼び寄せて結婚することに。しかし妹は山荘を離れがたく思う。だが妹の女房達はうきうきと引っ越しの支度をしている。
 
「宿木」:
(一)
薫はまだ大君を恋しく想い、妻を迎えようとしない。そんな薫に帝は娘を託そうと思い、碁の相手をさせる。
(二)
匂宮は中宮を妻として迎えながらも世に時めく右大臣になった夕霧の娘・六君の婿となった。盛大な婚礼の議が過ぎ、匂宮が初めて昼の光のもとで六君を見るシーン。恥じらう六君。その美しさに魅かれるに魅かれる匂宮。右大臣の婚儀にふさわしい、もっとも華麗な一図。
(三)
匂宮と六君が光源氏の建てた六条院で過ごすシーン。
 
「東屋」:
(一)
中君の異母妹・浮舟。匂宮に言い寄られ、悩ましく思う。そんな浮舟を不憫に思い、中宮は浮舟を自室に呼び寄せて絵物語を見せて慰める。中君は洗い立ての髪を女房に梳らせている。
(二)
浮舟が大君に似ていると聞き、浮舟の住まいを訪れ待つ薫。奥で浮舟は乳母などに応じるよう勧められている。その後浮き舟は薫の愛人になるが匂宮の愛も受け入れ、板挟みとなり宇治川に入水するも助けられ、出家する。
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牡丹と薔薇もびっくりね。
見たことないけど。